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逆転裁判1 5話 蘇る逆転(完全ネタバレ)

 逆転裁判123 成歩堂セレクション|オンラインコード版

逆転裁判123 成歩堂セレクション|オンラインコード版

  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: Software Download


DS移植で追加された話(らしい)
科学捜査と称して指紋検出やルミノール試薬を使用することになり、DSらしいタッチ操作や息を吹きかける操作が楽しい。
あらゆる場所でルミノール試液を吹きかけられるのでミツルギの部屋をびしょびしょにしてみた方も多いことでしょう。私ですが。

ストーリーは1の最後、マヨイちゃんと別れてからおよそ2か月。やる気がなく仕事もしていなかったナルホドのもとに(家賃とかどうしてたの)とある少女からの依頼が来る。その少女アカネはどこかマヨイに似ていて、その姉であるトモエもやはりチヒロさんに似ていいるのだった……ということはおいておいて、ひたすらミツルギがボコボコにされるストーリーなので、あまりにかわいそうなので「うちの事務所に来いよ」と言いたくなりました。イトノコまでマヨイちゃんのポジションになろうとするしまつ。
しかしながら、ミツルギとイトノコの、というかイトノコの忠犬ぷりには驚き、今回の事件的には刑事として信頼できる検事がどれほど大事なのかよくわかりました。

ストーリーはとりあえずおいておいて、指紋や血液反応を調べられるのは楽しいですね。科捜研の女好きなので、科捜研のゲームとかあるならやってみたい。なぜならナルホドは弁護士でありアカネちゃんは女子高生で、証拠品をきちんと提出する流れがないので……さらに今回「証拠品法」だっけ?みたいなルールが出てきて、証拠品を出すタイミングも重要になったりするのでちょっと気になったかな。まあ逆転裁判の世界なので……

今回の難しさは「それぞれ違う目的でウソをついている」人がたくさんいる、ことですかね。しかも観念するとペラペラしゃべってしまうので「あれ?」と思ったのがザイモンとキョウカさんなんだけど。そして最後まで手こずったのがトモエさん。本当に最後の最後まで本当のことをしゃべらないしでしたが、決定的な証拠を残してくれてしかも渡してくれていたので良かったです。

詰まった点としては、あの証拠保管室の映像が偽物だとわかっていたにも関わらず、脳内で「こいつは犯人」と思ってしまったため、指摘をミスしてゲームオーバーになるという(笑)被害者のふりをしていたんだから被害者の場所を指摘しないといけなかったのに。
あと血の跡をなぞってダイイングメッセージを見つける場面で「どうしても茜になってしまう……うっ……」と小一時間格闘していました。わりと茜以外もいけそうだったけどどうしても茜だったのでとりあえずそのまま提出したらそのまま話が進んだので「これは……大丈夫なのか???」とハラハラしました。
あと何度か「いろいろ話を聞いたけど進まない……」のが多かったですね。意外なものをつきつけたりしないと進まなくて、イトノコから手形のついた布をどうしたらもらえるのかすごい悩んで、だってあれとあれは証拠品というか持ち物の感覚だったので!
そのあたりいろんな要素があることと証拠品が多かったのとで難しかったです。
あと真犯人が殺害するに至った経緯がなかなか読みにくかったので、どうしても「殺害動機」は「悪意ある理由」であると思い込んでしまうので。
最後の最後、真犯人がミツルギとナルホドへ言った言葉的には昔はふたりと似たような、むしろミツルギと同じような信念を持った人物だったのでしょう。
そう「悪を征するには悪しかない」にたどり着いてしまったわけですね。
言ってもミツルギはその道を辿りかけていたし、ナルホドくんも4でちょっと横道にそれたようなので難しいですね。

いやあそれにしても真犯人の名前言っちゃうけどガントさあ、犯人捕まえたいから部下を殺すって頭おかしいよ。なにか恨みもあったとかならまだわかるけど、そんな話たしかなかったし(ミツルギも邪魔だったみたいだから優秀な検事が邪魔だったのかな)、しかも14歳の女の子に罪を押し付けて(一応正当防衛になるけど)その姉にそう思い込ませて現場を細工って……
せめてもの救いがトモエさんが操られていたのが2年ほどで短期であることと最後には笑顔で姉妹も仲直りできたことですかね。

最後の法廷はドキドキハラハラで、ミツルギとの共同戦線的な状況もワクワクでしたし、クリア後にネットで攻略サイトを見たら「これを選んだらゲームオーバー」があったのでヒヤッとしました(笑)

めちゃくちゃかわいそうなミツルギ好きにはお勧めのお話でした(ひどい)
いままでミツルギってえらいポジションキャラで偉そうだったのでミツルギより偉い人が出てくるのは新鮮でした。